コースの呼称(欧米)

コースの呼称(欧米)

コースのカーブに「第1コーナー」などの名前がついておらず、順に"first turn"、"second turn"、"third turn"と呼ぶ。したがって日本のように、「第3コーナーからスタート」とか「第4コーナーを2回通過する」というようには表現しない。

最後の直線に入る手前のカーブを特別に「タッテナムコーナー(tattenham corner)」とか「タッテナム(tattenham)」と呼ぶことがある。元来のタッテナム(Tattenham)とは、英国ダービーが行われるエプソム競馬場の最後のカーブ地点近辺の地名であり、通常「タッテナムコーナー」とはこのエプソム競馬場の最後のコーナーのことであるが、転じて、他の競馬場でも「最後のカーブ」の意味で用いられることがある。エプソム競馬場の最寄り駅は「タッテナムコーナー駅」である。「タッテナムコーナー」は単に「最後のカーブである」という順番を表すだけでなく、「ここからが最後の勝負である」というような意味合いもあり、日本語の「天王山」に近いニュアンスを持っている。

ヨーロッパの競馬場によく見られる勾配は、もとの自然の地形を反映していることが多く、「丘(hill)」と表現される。